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桶川ストーカー事件 警察 会見に隠された真実 [事件]

桶川ストーカー事件 警察 会見に隠された真実



2012年9月26日「ザ!世界仰天ニュース」で桶川ストーカー殺人事件が取り上げられ、

警察の会見にあきれた人は惹きも切らないはずです。




そして、この桶川ストーカー殺人事件の主犯小松和人はどんな顔をしているのだろうと

画像を探している人もずいぶん多いようです。


それは当然だろうと思うのですが、






今日はあきれた警察の会見の裏にある真実

について書いてみたいと思います。







桶川ストーカー殺人事件は1999年10月26日に埼玉県桶川市の東日本旅客鉄道(JR東日本)

高崎線桶川駅前で、当時21歳の女子大生猪野詩織さんが当時27歳の元交際相手小松和人と

その兄武史が雇った男によって殺害された事件です。


事件の概要を書いたサイトは多数ありますので参考になさってください。



で、警察の会見なのですが確かに酷い会見です。



へらへら笑いながら代理なのでお手柔らかに・・・

わき腹と言ったら・・・ここ、ここ・・・

殺人とストーカーとの関係は分かりませんと言い切っている。






死亡時に詩織さんが身に着けていたグッチやプラダなどの高級ブランド品から

猪野詩織さんは「ブランド好き女子大生」と決め付けられています。




あの当時そういう報道がなされていたので、

私も殺された詩織さんはブランド好き

だったんだと思っていたことを思い出しました。




ですが、真実は違っていました。

原因は警察が全然捜査をせずに発表していたということですね。





あのブランド品は身につけないと激怒して何をされるか分からない

犯人小松から少しでも逃れるように

身に着けていたものだったのです。




それを調べもせずに会見して

一方的に詩織さんが派手好きだからそんなことになったんだと

言わんばかりのイメージを広く植えつけるようにしたかったのです。




そもそも警察は恐怖に駆られ、

相談に何回となく警察を訪れている猪野さんや家族を

軽くあしらい、相談に応じようとはしませんでした。




恐怖に駆られていたのですよ!




女子どもしかいない家に上がりこんで、

1時間以上およその家庭では経験しないような

言葉で脅され、すごまれ、父親が帰宅して何とか退散したものの、

そのときの捨て台詞は

「勤務先に内容証明付きの郵便を送ってやるから覚えておけ」というもので


この日以後ますます、ストーカー行為が強めているのです。




この日のやりとりを詩織さんは録音していたのです。


このテープを警察に持ち込んだときの対応。




以下引用になりますが


詩織と母親が前夜のテープを持参して警察に相談に訪れた。

テープを聴いた比較的若い署員が「これはひどい、恫喝だ!」と言ったが

年配の署員たちは口をそろえて

「これは民事かどうか。ギリギリのところだ」
 
「ダメダメ、これは事件にならないよ」

「民事に首を突っ込むと、後から何を言われるかわからないから、  こちらも困るんですよ」と言った。




何を言われるか分からない?



誰が言うのですか?





上司に当たる人たちですよね!




でも、桶川事件では猪野詩織さんは生命の危険を感じていたのです。

「私殺されるかもしれない」と友だちに言い

 遺書も書いています。




それなのに上司に当たる人たちはなぜそんなことを言うのか!





必死な訴えをそれでも取り上げてくれなかった理由を考えてみると、






一旦事案として取り上げると、その捜査にまつわる仕事量が、

負担量としてはなはだしくのしかかってくるからだったのでしょう。

それはたぶん想像を絶するほどの・・・






しかし、一方で警察はきっと手一杯の仕事を抱えていたのです。


当事者同士で解決できることはしてくれ!と考えるのは、

ある意味では当たり前のことだ

と思います。



でも、解決できる見込みがないので相談したのです


詩織さんと家族の必死の訴えを、きちんと聞いてくれる警察でありたかった!


それができなかった背景には手一杯の仕事を抱えていた

実態が警察にもあったんだと思います。



だからといってそんな訴えを軽く退ける

警官の人間性に問題があるのは明らかです。







表面上人間性に問題のある警官でもきっと本性は違うと信じたい。


警察を頼ってきた市民にせめて人間味をもって接することができるようにするためには


警察側にも問題があったことは明らかでしょう





だって、比較的若い署員もハッキリと 「これはひどい、恫喝だ!」と言っているのに、

です。 



しかし、これは後で告訴状を一旦出させて、それを改ざんすることで

後々受け取ることにはするのですが。



桶川ストーカー事件は結局関係警察官とその上司

を懲戒処分等の処分にして終わっていると思います。

どこの組織でも問題が起こると関係者の処分

ということで終わるはずです。



いわゆるトカゲの尻尾切りっていわれるやり方ですが

これで、解決できるとは、誰も思いません!




桶川ストーカー事件は悲しく腹立たしい事件でした。

これをきっかけにして

「ストーカー規制法」が制定されたのですが

肝心のことは解決しているのでしょうか。





最近では大津のいじめ事件、仙台の根性焼き事件、川西明峰高校の事件等

いじめ事件がたて続けに起こっています。




桶川ストーカー事件とはずいぶん異なるように見える

これらの事件も、関係者だけを責めたり、関係した生徒の人間性にかかわる

部分だけを問題にしても本当の解決にならないことは

誰もが気付いていることではないでしょうか。



桶川ストーカー事件の教訓は生きているのでしょうか。

あってはならないことですが、再度詩織さんのような人が現れたとき

警察は信頼に応えてくれるのでしょうか。










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